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中村澄子



なかむら すみこ (沖縄県指定無形文化財保持者)

父である中村安祐より、捺染の八重山上布の制作技術を、幼い時より、厳しい指導を受ける。父から受け継いだ技法を守り、昔ながらと同じ技法で、現在も制作 されている。デザインも、伝統的な柄を大切にされ制作。穏やかな人柄であるが、仕事には、一途で妥協を許さない強い方である。



略歴


1937年 沖縄県生まれ。
           家業を手伝いながら、上布を学ぶ。
1974年 「沖縄伝統工芸公募展」入選
1981年 「沖展」入選
1991年 沖縄県指定無形文化財「八重山上布」の保持者に認定















着尺
「ウスヌヤマ」

染料  紅露
昔、田んぼを耕す時に用いた、牛に付ける鋤をデザインした作品。















九寸
「波に鳥」

染料   紅露
帯地は、近年制作される様になった。石垣の海辺の情景をデザインされた創作柄。








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