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大橋 保太



おおはし やすたか


大橋氏は、形にとらわれず美しいと思われた物を独自の感性で創作されます。生地にも拘られ、デザインや季節、用途に合ったものを使用し制作。父である故・ 大橋豊久氏は、芹澤銈介氏に師事されていたので、その流れを汲みつつ創作活動をされている。基本的に、一つのデザインで一点を制作するといった考え方で取 り組まれている。






略歴


1951年  型染人間国宝の芹沢銈介の一門作家で作る萌木会で
      長く理事を務めた大橋豊久の長男として生まれる
1969年  東京造形大学 入学
1972年  渡欧後、カイロ在住
1973年  帰国後、父のもとで創作活動を始める
1981年  静岡市立芹沢銈介美術館の展示委員を委嘱される
1988年  大橋染工房を設立
1989年  大阪阪急百貨店 本店画廊にて工房展を開く
      以後、毎年同地にて開催
      その他、全国各地にて展覧会活動を続けている















型絵染帯
「麻地・白地段入・貝つなぎ」

染料   顔料

白地に茶の横段に織り上げた麻の生地を用いて、素材感を生かしながら、貝殻の文様をつなげ、モノトーンで制作。



















型絵染帯
「生紬地・グレー地・陶片文」

染料   顔料

陶片を様々な形でデザインし、力強い構成にされている。配色もモダンで個性的な作品である。







 





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